私的2011年読んだオススメWEB読み物メモ やる夫スレ編

個人的メモ。まとめているうちに、入れたなかった(忘れていた)ものに気づくことも結構あったので、たぶんまだ他にも読んで面白かったと思ったが、忘れているのもかなりありそう。
2011年はやる夫スレをめちゃくちゃ読んだ。個人的にはやる夫元年!
一応こうして結構な数を挙げているけど、それでもまだ面白いと思った奴で抜けがあるかもしれないくらい。
まあ、なんか忘れていた面白いものがあったらあとで追加するかも。そのときは駄文カテゴリで追加したこと書くよ。
まあ、面倒だから思い出しても追加せずに来年同じようなの書くことがあったら、そちらにまわすかもしれないけど(笑)

やる夫スレ
「新・やる夫の関が原戦線異常アリ」
「やる夫 鎌倉幕府
「やる夫たちと学ぶ江戸時代」
「やる夫はプロ野球選手になるようです」
 年間ベストに入れたこの4冊の感想は年間ベストの方で。

「やる夫が吉良邸に討ち入りするようです」
 現在、絶賛討ち入り中と盛り上がってきている。四谷怪談がどうしても蛇足に感じられるから、ちょっとその分評価落ちる、別個で見たらアレはアレで面白いのかもしれないけどさ。
 ベスト20にいれた「やる夫たちと学ぶ江戸時代」と同作者の作品、というかこっちの方が有名だろうからそんな説明いらんだろうけど。
「やる夫とデフォ子の歩む道」
 世界設定とかはウィザーズクライマーをベースにしたオリジナル、ファンタジー作品。WEB読み物でオリジナルのファンタジー作品で新しい話がくるのを最も楽しみにしているものの一つ。
 こういう感じのファンタジー好きです。やる夫が師匠の位置にいる作品とかは、なんか好きだなあ。
「やる男が応天門を焼くようです」
 まだ始まったばかりで、分量が少ないけど、この時代についてのやる夫スレは見たことがないし、個人的には小説とか物語とかでもこの時代を扱ったものは今まで読んだことがないので楽しみ。読むにしても、空海主役の小説ぐらいしかなさそうだしね。いや、空海が嫌いとか出なく、単に空海意外に割かれている分量とか少なそうなので、ちょっと読むのに二の足を踏んでしまう。
「やる夫で学ぶヴィクトリア朝イギリスの生活」
 一部と二部で大分雰囲気が異なるけど、面白いよ。僕は一部の方が好きだけど。
「やる夫と食べるイギリス料理」
 イギリス料理のイメージが変わるな。結構美味しそう。
「やる夫で学ぶJリーグの旅」
 サッカー(というかスポーツ全般)とかほとんどみないけど、毎回楽しみながら読んでいました、こうしたプロスポーツの団体のクラブ史って面白い。
「やる夫達は一攫千金を狙うようです」
 VRMMOモノ、非トリップ。VRMMOだけど、プロがいて、死の危険があり、顔が元のままという普通のMMOとの違いはあれど、基本的にはネットゲームとかについての話。
 ストイックなネットゲーム話、ネットで読むネットゲームについての話もなにもリターンないのにやたらストイックなエピソードとかあるけど、実際に金が稼げるという点で、理由付け?
 現実とゲーム世界が等価という価値観の人等が多いね、そういう世界観とかも好き。面白いけど、この面白さの説明がいまいちわからん。というか眠くて頭が動かん。
「やる夫の友達が、アイマスに○○万円つっこむようです」
 アイマス、キャラクターを知っているぐらいしか知識がなかったの。
 その当時の熱狂的なファンとその後のアイマス2の発売による落胆を実感できなかったが、本当に何かには待っている人が一気にそうした熱狂から醒めるさまを見るのはなんかもの悲しい。
 作者とその友人の掛け合い、というか友人(ルルーシュ)の口の悪さには、本当に笑った。コメディが扱っている主題のスレじゃないのにやる夫スレの中でも屈指に笑えるスレ。
「やる夫が0からはじめるようです」
 最初らへんのやる夫がやたらに軽薄(と言ってあっているかな?)なので、あまり読み返さないけど。
 しかし、こんなに人数いるのに、出番が少ない人がいても、ちゃんとキャラを動かせているのが素敵だ。
 結構膨大な量があるけど、読むのが全然苦にならない。毎回新しい話を読むのが楽しみ。しかもかなり更新速度が早いのもいいね。
 最近の、やる夫がやらない夫に酒(というか甘酒)を誕生日プレゼントにもっていった話のエピソードもよかった。
「STUDENT やらない夫
 日常系。「マスターやらない夫」の続編だが断然こっちの方が好き。シグルイの藤木の出番がこれくらい多い作品も珍しい。
 調理実習のエピソードとかかなり好きだ。
「やる夫は彼女にひ……!?と言わす」
 シオニーがヒロインという珍しいスレ。というか、シオニーというキャラ、やる夫スレを読んでいてはじめて知ったが、結構独特なキャラ立ちというか扱いを受けているキャラだね。
 いまいち、どこが面白いとはいいがたい。なんか、好き。としかいえないけど、結構気に入っているスレ。まあ、日常系(でいいのかなコレは?)で安心して読めるスレだから。
「キッチン【やらない-O】 」
 このやらない夫の行動の突飛さは笑うしかないだろw
 単純に笑える楽しい作品。
「やる夫が陸上自衛隊少年工科学校に入るようです」
 こんな学校あったのか、やる夫のエピソードは楽しいなあ。ところどころで、こらえきれず声をだして笑った。
「やる夫がキリストになるようです。」
 キリストの人生を年代ごとに追っていっているのはなんか新鮮、今までキリストについての断片的なエピソードは読んだことがあってもこうしてキリストの人生について扱ったものを読んだことがなかったので面白かった。
 ユダがいいキャラしているね。
「やる夫とハルヒとTRPG部の日々」
 学園ギャグ。TRPG部だけど、TRPGほとんどやっていないな。ドカポンのスレを読んだ後にTRPG分(というか「ドカポン」でゲームをやっているキャラたちの掛け合いとかが面白かったので、それ)を期待して、読んだのでその意味ではちょっとがっくりしたけど、やる夫のギャグ作品としてはかなり好き、最近の校内合宿の話も面白かった。
やらない夫は学生映画を作るようです」
 映画とか映画製作のシーン好き。こなたサイドのパートのギャグとかは個人的にはちょっと微妙だけど。最終章ではやらない夫が現在は映画作り辞めていて、というか部内の分裂で引退作も中途で放棄せざるをえなくなり、という展開なので再びやらない夫が活躍するシーンが今後来るのだろうか?とちょっと不安になる。最終章は大団円で終わってほしいなあ、あとやらない夫が最後に何か作品つくる機会が与えられますように。
「やる夫の魔王の道」
 膨大な量で読むのが大変だったが、面白かった。誠とセイバーの主従には笑わされた。
 最後でちょっと盛り上がりに欠けたのがちょっと残念だが、それでも良作。
「『入速出やる夫』と『野球オバケ』と『王様のマウンド』」
 大晦日から読み始めた作品。まだ序盤だけど、久しぶりに良質なやる夫野球スレ!今後も楽しみ。
 って、もう次でラストか。中篇で完結か。
 なんか、やる夫の野球モノって1シーズン、中篇で終わるものばっかりだなあ。「プロ野球選手やる夫は活躍して女子アナと付き合いたい」も面白かったけど、これも1シーズンで終わりの中篇だし。
「新城直衛は、末法の世に抗うようです」
 法然。ようやく回心したところなので、これからが新城(法然)の宗教上の独自性がでてきて、より面白くなりそう。
 番外編の仏教史概説は、すごく分かりやすくて面白いので好き。
「やる夫・シッダールタが目覚めた人になるようです」
 ↑作者と同じ人。「ブッダの人と思想」を読んだあとで、ブッダの事跡については一度読んだ後だったからいまいち感想でてこなかったけど、読みやすくて面白かったよ。
「やる夫が赤い皇帝になるようです」
 これを読んでいると、ボリシェビキはよく政権とってから何十年も続いたなと思うよ。というか今書いていて気がついたが、ソヴィエトって一世紀も続いていないのか。
 外国から四面楚歌の状況といい、自分らの無能(というかやたらと粛清している)といいね。
 しかも、これでもやる夫(スターリン)がトップに立つ前だというんだからな。トップになったあとは一体どうなることやら。
ハンニバル・やる夫・バルカス」
 ハンニバル、名前しか知らなかったが、あまりにも凄すぎて笑った。
 歴史系のやる夫スレとしては比較的短くまとまっているのもいい。
「やる夫が北方の獅子王になるようです」
 ↑の作品と同じ作者の作品。三十年戦争、面白そうだけど、読めていなかった題材だったので読めてよかった。
 新城さんが格好良かった。しかし、やる夫の影薄いなあ。
「やる夫・テレジアが女帝と呼ばれるようです」
 アスキーアートが酷くて笑う。そしてなんか作者のキャラが立っているなあ(笑)
 ザイドリッツとか好き。最近の前説その19 獣の論理でのモンゴルのチンギス・ハン話での、海馬AAで語尾(?)が「俺はどっちでもいいけど」なのはすごく笑った。
「入速出邸の住人はフリーダムなようです。」
 コメディ。「ガンダムゥ!ガンダムゥ!!!」「何だガンダムか。」の流れはめちゃくちゃ笑った。
 爆発オチがやたら多いのがちょっと難点だが、かなり笑えた。
「凡庸やる夫日記」
 コメディ。 ここのできない子のキャラすごい好き。
「伝説の勇者やる夫」
 最初はギャグかと思っていたら、 最新話のできる夫の話にしんみり。
やらない夫はモンスターマスターとして召喚されたようです」
 ものすごく長いから薦めにくいが、キャラが非常に多く出てきているがちゃんと書き分けているのはすごい。
 高野豆腐には笑った。最近お見合いテロがないのはちょっと寂しいなあ。
「月曜日の人殺したち」
 中篇、完結。最初はちょっと苦手かもと思ったが、真相(?)が明らかになるとそういった気分は薄らいだ。最後は綺麗に終わり、面白かった。

二次創作
「サバイバルやる夫」
 「やる夫の友達が、アイマスに○○万円つっこむようです」の作者が現在連載中のスレ。こちらも原作あるらしいから二次創作に入れたけど、これを他の二次創作と一緒くたにすると壮絶な違和感があるね(笑)最初のやる夫の行動はダメダメだが、最近は愛嬌が出てきているね。ハルヒとやる夫、無人島でも2人もいれば人間関係が出来て、しかも2人が他人同士だから妙な緊張感があって、そこがまた現実味があるね。
「やる夫は翠星石を弟子にしたようです」(ウィザーズクライマー
 おお、すごい面白い!翠星石がヒロインになるっぽいタイトルだから、ちょっと読むの敬遠していたが、そんなことで読まなかったことを悔やむほど面白い。「やる夫とデフォ子の歩む道」とか、魔法使いの師弟関係がある作品とか好きなのかも、というか登場人物の年代が殆ど同じようなのはちょっと読んでいて変に思うから、そういう点で師弟関係がすきなのかも。でも、やる夫も20代で、師匠も30代だろうから、かなり魔法使いの登場人物が若い人ばかりだねえ。 
 魔法大会がやたら長かったのでそのあたりは一気に読むのがちょっと辛かったが。
 8月3週の翠星石たちのダンジョン探索は面白かった、こういう感じのエピソード本当に大好きだなあ。
「やる夫は目的の為、金策に奔走するようです」(女神転生
 シンとやる夫の師弟関係すごくいいな。吉良吉影が主人公サイドというのも珍しい。まあ、やる夫からして正義側の人間じゃないから違和感わないけどね(笑)
 読み直していないから覚えていないけど、やる夫の目的ってなんなのか出てたって。
「悪魔交渉人 〜丹生速出やる夫の事件簿〜」(女神転生
 なんか、こうして他の作品の感想とか書いていて、気がついたけど、どうも主人公が初期からある程度強い作品好きみたい。そして師弟モノも。
 同格の奴が結構いるから、最初の感じた印象ほどやる夫が強くないなあ。しかし、アカギとか新城とかキャラがかなりぶっ壊れてんなあ(笑)