最近読んだWEB読み物

あいかわらず、最近と言うよりも結構前読んだやつばっかだが。というか、さっき知ったが「オーバーロード」書籍化か。分量が大分多いから、値段がある程度安ければ買うけど、ページ数によるが1冊一四、五〇〇円もするようなら、ちょっとなあ。出版社はエンターブレインなので、名前も聞いたことのないようなところから書籍化されても、とはweb小説の書籍化のたびに思っていたので、それはよかった。

「日雇いクエスト」
冒険者ギルドがないファンタジー世界で、元英雄が冒険者ギルドを作ろうとする話。
「なろう」小説っぽい、主人公や周囲のテンションが異様というか、どうも現実感のないテンプレ的なものがないのがすごくいい。
そういうリアリティのない人間関係の作品も、1つ2つならまだいいが、全体のメインストリームがそんな雰囲気の作品ばかりだと、さすがに食傷気味になるからなあ。
そうした中で、こうしたハードファンタジー(というのかな?)の作品があるとすごく安心する。
「大樹の天使〜Company of Heroes Online〜」
TS系の話、最初の話に主人公がビブリオマニアとあったので、それ関連のエピソードも出てくるかなとちょっと期待していたが、それは単なるフレーバーの設定だったのか、今のところろくにでてこんなあ。
ちょっと思ったんだが、ロリ系の話で本当のロリなら色々まずいから、非常線を張って、あくまで中身は男ですよ〜、という言い訳にすぎんのじゃないかという懸念があるのだが(笑)
「やる夫はフェイトのダメなお兄ちゃん」
やる夫の実の母は病死。その後すぐに父(やらない夫)は再婚して、父の再婚相手(水銀燈)の子供がフェイト。
フェイトが物心つく前に、母が義父(やらない夫)と再婚したので、彼女にとっての父という存在はやらない夫
こういった人間関係、家族関係のぎくしゃく(やる夫は家族というほど強い愛着心は持っていない)を不自然にならずに、深刻になりすぎずに描写できるのはすごい。
そういう構図だけ見ると重い話のように見えるが、キャラの掛け合いがコミカルで非常に読みやすい。
「広島カープとやらない子」
つい最近最終回を迎えた、美琴の件も上手く決着付いたようでなによりだ。やらない子がプロ野球ファンになる過程で、いままで失ってきた(?)ものを取り戻すという話。
実在の選手の名前も出てくる。野球、あまり興味がないけど、本当に楽しそうだ。
なんJ語の真紅が本当にいいキャラしているので、大好き。それにAAの選択も好みで、非常に可愛く感じる。やる夫スレででてきた、様々な真紅のなかでも屈指に好きかも
ハリー・ポッターと魔法の天災」
ハリポタの二次、あまり読んだことないが、とりあえず読みやすいし読んでいく予定。オリキャラが日本アニメとかが好きという設定には、ちょっと、ううん、という感じだけど。まあ、転生ではないのはいい。
十一話のあとがき(?)に『オリジナル展開でも、秘密の部屋や炎のゴブレットは沢山インスピレーションが沸くのですが……早くそこまで行きたいものです、はい。』とあるので、そこにいけば、面白い展開があると期待して、とりあえずそこに行くまでは読もうかなあ。その前にエタらなければいいが。
「やる夫がタテジマを着るようです」
やる夫の野球スレ。多くのキャラに実在モチーフあり?シーズン途中なのに、そのシーズンの成績をぽんと出されあり、その何年か後のどういう活躍したかが書いてあったりと、どうも、作中期間でどのくらい続くのかいまいち読めないが、やる夫が開花するまでは読みたいなあ。と思っていたが、もう最終回か。
やる夫の父親は結構いいキャラだ。しかし、首都圏だからって、ジーアンツ(だっけ?作中の名前)ファンを装うというのは、どうもいつの時代の話なのって思っちゃうな(笑)