私的2012年読んだオススメWEB読み物等メモ WEB小説編&TRPG動画(その1)

 WEB小説は、今年は良い作品との出会いは少なかったなあ。作品全体として好きというよりも部分的に楽しめた、あるいは設定だけで一目ぼれ、という作品も入っている(笑)。つまり、やる夫スレほど、純粋にすごいおすすめ!!って感じではない。「なろう。」は小説家にあるものをあらわしています。TRPG動画は今日挙げたのは非クトゥルフ物でオススメのもの。いつもメモ帳とかWordで一旦書いておいて、コピペして更新するのだが、今日は忘れていたのを追記するので、直に「記事を書く」でいくつかを書いた後、保存するとやったら「このページは表示できません」となって消えたので、意気消沈しながらも、全部消えたのではなくて良かったと自分を励ましながら、再び書き終えたので無駄に時間がかかったわりに雑だ(と自身の文章の下手さを責任転嫁してみるwww)。更にこれを保存する時にまた「このページは表示できません」となったので、用心してコピーしといてよかったわ。なんか今日パソコンの具合が悪いのかなあ?


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「葉擦れの声」現代・異能
 なろう。文章はなろうにありがちな感じの文章ではないので、なろう的な文章が苦手な人でも読めると思う。あと、転生、転移でもない、純粋に生まれながらに強い異能を持ったが、あまりにも強すぎて抑えていなければ生きていられなかった。という中々の中二マインドをかきたてる設定だが、こういう設定で茶化したりせずに、強すぎて人間社会から阻害されている苦悩(というのは既に通り過ぎているだろうから諦観だろうか?)などを、書いているのは好感が持てる。そうした点や文章がなろうにありがちなものでなく普通の小説に近いという点で、「魔法科高校の劣等生」に近いのかな?まあ、あっちほど世界観や組織などマクロなもののリアリティは希薄なように感じるけれど。
「迷宮経営マッチポンプ!!」転移・ファンタジー
 なろう、Arcadia。最初のうちはちょっと退屈だが、「蹂躙」編で群像劇になったら、一気に面白くなった。けど、会談編は現在のところ正直面白くない。補佐役いないのが痛いし、チートするなら最後まで貫徹してくれたほうが読み心地良い。主人公ではかなわぬ強大な能力を持つものに脅しつけられ、借金を背負わせられることは不快。まあ、逆に主人公が調子こいてる人にそうするのは中々好きだけどね(僕の好きなWEB小説「Re:Creator――造物主な俺と勇者な彼女―― 」の主人公であるカナメとかいかにもやりそうだし)、つまり、チート期待して読んでいるのに180度違う展開になったのが、嫌なの。我侭だということはわかっていますけどね、自分の気持ちや、好みは納得程度では変えられんのだよ。納得したことで読むのが嫌なものが我慢すれば読めるものに変わることはあるけど。会談編もこうして色々愚痴愚痴書いているうちに、すごくつまんないから個人的に面白くはないに変わったし(笑)。
「ゴブリンの王国」転生・ファンタジー
 なろう。長い間ペースよく更新しているので、更新ごとに毎回読んでいる、安定して面白い作品。
「やり直してもサッカー小僧」逆行・現代
 なろう。こうした現代人が子供の頃に逆行したり転生したりして、 スポーツで活躍するような小説はかなり好きなのだけど(単なるスポーツ小説も好きだけど、スポーツ小説自体少ないし)、他には、そういうようなものは「やきうをしよう。あの打席に戻るまで」(Arcadia)くらいしかないのが残念だ。この作品は、3ヶ月くらい安定したペースで新話が見られているというのは、また嬉しい。
「どうしてこうなった・・・?(HUNTER×HUNTER二次)」二次・転移・転生
 Arcadia。転移後自分に念能力をかけて、修行マニアのようなものになったが、自身の念能力の解き方を考えておらず、初めの生涯は、性格が本来とは異なるその求道者的なものとして終わるが、あらかじめ自分にかけておいた転生するための念能力で生まれなおすが、生まれたことで母親が死亡したため、忌み子として捨てられる。母の死亡の原因であり、胎児の生を奪ったという意味でも(こちらは現在でも無自覚であるが設定として)故なきことではないけど。第一の生の達人であった頃の話が一番好み。あと、第二の生でのネウロとの戦いも面白いけどね。
「碧の蛇/赤い竜  〜神殺しはヒーローになれるか?〜」二次
 ハーメルンカンピオーネ二次。本来の実力を隠していて、表にも裏にも実力を全く知られていない、最強クラスの人間という設定は中々そそるものがある(笑)。主人公が、転生や転移によるチートでないのも好ましい。ただの人間であるときも神に対してひかない気持ちの強さも本人の性質だって言うのもいいね、まあ最初の神殺しは結構強引な展開だけど、まるっきり自分の力でない偶然でで得た、とか生来持っているものであるとかでないのはいいね。無論生まれたときからのチートも、嫌いじゃないし、むしろ好きだけどさ。こういうキャラ主人公もいいものだよ。もう、何ヶ月も更新ないけど……。
遊戯王世界でばら色人生」二次・転移
 ハーメルン遊戯王二次。原作の遊戯王GXは知らないが、転移してカードチートは読んでいて楽しいな。
「陶都物語」歴史改変・転生・時代
 作者さん自身のサイト。小規模で赤字ピーピーの陶器会社の社長が死んで、幕末に転生。地元に新しくブランドの陶器メーカーを作ろうと奮闘する物語。まだ子供ながら、才能(と見えるが実は知識w)を発揮して、小規模だが高品質な陶器を作成し始め、幕府にも外国の使節へ贈答用として用いられるようになった。100話以上続いているけど、ちびちびと進んで、まだ10歳にもなっていない。
「混沌より出ずる軍団」配下毎転移・ファンタジー
 なろう。物語は全然進んでいない、というかどういう話になるのかわからないが、「オーバーロード」系統のVRMMOの配下ごと異世界転移するという設定で、そういう設定は個人的にはすごい好きなので、そこそこ楽しんでいる。


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「俺たちド素人!」完結・実卓
 ソードワールドtrpg。これも手が込んでいる作品だなあ。意図せず、パーティ間で意思の疎通が翻訳を介さなければならなかったり、そのせいで(というよりパルスィが妄想力がたくましいというのが主要因であるがwww)誤解が生まれていくのが笑える。そして、プレイヤーサイドの休憩中の味噌ネタには笑った。思い出すために改めて少し見に行ったら、最終話の後に「【ゆっくりTRPG】俺たちド素人!【幻のPart6】」がきてた!IFだが妹紅(依頼人)のその後が描かれていて良かった。
「ZAPりパラノイア完結・実卓
 パラノイアクトゥルフ要素を付与、というかルルイエというアトラクションに行くという設定で、ダイス目が1,10,11,100しかでなくなったという設定で、クリティカルとファンブルがばんばんでる、『泳いで島にいきます』や『島が来ました』など、ぶっ飛んでいる台詞が素敵!そして技能をこじつけで使えるのには笑った、『滑らないように物理学で』『滑らないように石に組み付きます』などすっごい笑える。作者さんが投稿しているクトゥルフ動画(「ZAPりパラノイア」と同じ面子でやっている「ボヤージ1996」や、グングンとクトゥルフ神話技能が上がる「能「舎界」」と「探偵と学生と司書でダニッチの怪」)も、淡々とした進行とおかしな展開という味わいで面白い。
オプーナと偏執病のゆっくり達」
 パラノイアしょっぱなからプロパガンダかますやらない夫や、GMオプーナが初心者には優遇措置をとるというので、初心者を偽装しているきめぇ丸がことあるごとに霊夢(本当の初心者)を疑っているのが面白い。
「今更のクラシックD&D「三騎士物語」」
 最初から、プレイヤー達のキャラがある程度強く、またプレイヤーに選ばせた結果とはいえ強さにばらつきがあるのも面白い。D&Dのバランスは解らないが、最初のシナリオから国家の最高クラスの騎士が毒で一人やられかけるって中々緊張感があるなあ、キャラクターが強くてもそう簡単に無双にならないのはいいね。
「ゆっくり勇者達がTRPG完結・実卓
 ダブルクロスダブルクロスTRPG動画見るの初めてで、正直ルールよくわからず見てた(笑)けど面白かった。>>1さんがいじられすぎていて、なんだか少し素で可哀想になってきてしまった。最後でラスボスが誕生してしまったのには笑った。