神曲奏界ポリフォニカ ウェイワード・クリムゾン

出版社 / 著者からの内容紹介
彼女は可憐で。勝手気ままで。
――全く容赦が無い。

早く起きて、
朝飯を作れ
……出来たか?

精霊が力を持つ世界があった。
彼らは神曲楽士の奏でる楽曲を糧とし、さまざまな力を発揮する。
そんな精霊たちと契約し、彼らを操ることのできる者は『神曲楽士(ダンティスト)』と呼ばれていた。
新米神曲楽士のタタラ・フォロンは、キュートで最強の精霊コーティカルテと契約をしてはいるものの、安定した神曲が扱えず
未だに見習い楽士。そんな彼に、精霊の放つ力“精霊雷”を集める初仕事が舞い込んだ。張り切るフォロンに、普段は何かとうるさいコーティカルテも、この時ばかりはなにも言わず素直に協力してくれたのだが……。
榊一郎の奏でる、ファンタジーな楽曲が、いまここに響き渡る!

内容(「BOOK」データベースより)
精霊が力を持つ世界があった。彼らは神曲楽士の奏でる楽曲を糧とし、さまざまな力を発揮する。そんな精霊たちと契約し、彼らを操ることのできる者は『神曲楽士(ダンティスト)』と呼ばれていた。新米神曲楽士のタタラ・フォロンは、キュートで最強の精霊コーティカルテと契約をしてはいるものの、安定した神曲が扱えず未だに見習い楽士。そんな彼に、精霊の放つ力“精霊雷”を集める初仕事が舞い込んだ。張り切るフォロンに、普段は何かとうるさいコーティカルテも、この時ばかりはなにも言わず素直に協力してくれたのだが…。榊一郎の奏でる異世界ファンタジー、いまここに開演。

月間ポリフォニカとかで、名前は聞いたことがあるのだけど、設定とかも知らなかったのだけど、設定はわかりやすく理解しやすかったので、割とすぐに物語に入り込むことができた。
楽器で精霊を操るファンタジー
音の表現が面白い
榊さんの小説を読むのはこれがはじめて
ライトノベルのファンタジー系の作品で、主人公が学生じゃなく社会人だというのが珍しいと思った。

「プロは目的を果たせて結果を残せる人の事。自己満足のために過程や手段にこだわって、目的をないがしろにしたりとか、視野狭窄を起こして目的を見失う人はプロじゃない。そんな人間には何もできない。プロってのは――途中でどれだけ迷おうが、戸惑おうが、目的を見据えて、最後には帳尻を合わせることが出来る人の事よ」