46番目の密室

新装版 46番目の密室 (講談社文庫)

新装版 46番目の密室 (講談社文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
日本のディクスン・カーと称され、45に及ぶ密室トリックを発表してきた推理小説の大家、真壁聖一。クリスマス、北軽井沢にある彼の別荘に招待された客たちは、作家の無残な姿を目の当たりにする。彼は自らの46番目のトリックで殺されたのか―。有栖川作品の中核を成す傑作「火村シリーズ」第一作を新装化。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
有栖川 有栖
1959年大阪市生まれ。同志社大学在学中より推理小説研究会に所属して創作等で活躍。処女作は『月光ゲーム』(東京創元社)。『マレー鉄道の謎』で第56回日本推理作家協会賞、『女王国の城』で第8回ミステリ大賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


火村英生シリーズ第一作目の新装版。有栖川さんの作品は、江神二郎シリーズの創元推理文庫に入っている3作しか読んだことがなかったので、それ一年ほど前にを読んだきり他のものも呼んでいないので久々。
火村英生シリーズはシリーズの巻数が多くなっているので、手に取るのを少し躊躇していたが、新装版が出たのをきっかけに購入。
読みやすく、さくさくと読み進めることができた。<天上の推理小説>というものは確かに説明聞いているには魅力的で読んでみたいけど、読むことは決してできないとわかっているので少し寂しいというか空しいというか。
新装版は次も出るのかな?出るんだったらそれまで待つし、出ないんだったら、続刊読もうかなとも思うけど、どっちかはわからないからどうしようか迷っている。
綾辻さんの館シリーズも2作目までは現時点では新装版になっているけど、これからどこまで、新装版が出るのかわからないから、シリーズの作品で、新装版が出ると、待つのか買うのかを悩んでしまう。