大正野球娘。

大正野球娘。 (トクマ・ノベルズedge)

大正野球娘。 (トクマ・ノベルズedge)

内容(「BOOK」データベースより)
時は大正十四年、七月―洋食屋“すず川”の一人娘、小梅は東邦星華高等女学院に通う十四歳。良家の子女が通う学院で、仲良しの“お嬢”こと晶子が突然、「一緒に野球をしていただきたいの!」と。なんとなく頷いてしまった小梅だが、九人集まるのか、道具は何をどう使うのか、ルールはどんなものなのか、分からないことだらけで…。野球で女子は男子に勝てるのか?男尊女卑の世界に一泡吹かせたい、大正時代の乙女たちの奮闘物語。

この本は、実はアニメを見たことが無く、タイトルのみ知っているという程度であった、その程度の知識しかない作品をなんでこの中途半端な時期に読もうと思ったのかは、自分でもよくわかりません。
野球要素は案外少なめ。大正の描写がすごく細かいところが書けているので魅力的、とはいっても、僕は、その時代については詳しくないのですけど。
恋愛要素、女学校、時代描写、とても好み。
久しぶりに、2段組の本読んだ気がする。と感じた、6月に読んだ偽物語(下)以来かなたぶん。