時載りリンネ! 5 明日のスケッチ

絵描をしている「街の住人」から、モデルを依頼されたリンネ。だが彼の絵には、バベルの塔を捨てた秘密があるらしい。一方リンネの父親の行方を追っていた、祖父が戻ってきて!? 本×少女の物語、核心に迫る最新刊!

内容(「BOOK」データベースより)
晦日が過ぎ、お正月が来て、リンネの日常は変わらず楽しい毎日。そして、さらにリンネをわくわくさせる出来事が起こった!絵描きで生計を立てる、時載りの“街の住人”に絵のモデルを依頼されたのだ。照れながらもモデルを引き受けるリンネだが、実はその絵描きには、バベルの塔を出奔した、重大な秘密があったのだ。そしてついに、リンネの父親の行方を追っていた、久高の祖父が帰国してきて―。核心に迫る、最新刊。


凪がしゃべることが増えたので、感情がわかりやすくなったけど、キャラが変わったような感じがある。
未到ハルナさんと久高のじいちゃんが知り合いみたいだけど、どうして知り合ったなか気になる。
久高のじいちゃんのイラストがあったので初めて外見のイメージがわかった。
初めてリンネの父の箕作剣介の失踪の理由が説明される。
あとがきにも書いてあるけど、この巻から本格的に物語が動き始める。だからなのか、今までより少しシリアスな気もする。

そう、大切な何かを守るために自らの力を進んで用いて見せると決意したという点で、きっとリンネはこれまでいた場所から次のステージへと新たな一歩を踏み出したのだろう。(263p)