世界の中心、針山さん

内容(「BOOK」データベースより)
埼玉県所沢市を舞台に巻き起こる様々な出来事。斧男が巻き起こすベッドの下の都市伝説、いきなり天井を破って舞い降りた魔法少女、自らを勇者と名乗る住人たちが忽然と消えた孤島、そして、様々な人々が絡み合う悲劇の結末―。それら全ての事件には必ず一人の人物が絡んでいた。その人の名は針山真吉。憎めない顔をしていて、眼鏡以外にほとんど特徴のない普通の人。四人家族の主。そんな彼が何故に毎回事件に巻き込まれるのか?果たして針山さんとは何者なのか?そして、世界の中心には何があるのか―!?人気イラストレーターコンビで贈る短編連作、電撃文庫で登場。

成田 良悟の小説を読むのはこれが初めて。
としれじぇ
ニュースで正体不明の斧を凶器にした連続殺人鬼がこの〈ムーの家〉付近に現れたというのを見たあとに、友達以上恋人未満のムーとルルがムーの部屋に入ったらベッドの下に、斧を持った男がいるのをルルが見つけてしまい……
魔法少女893号
妄想癖で漫画と現実の区別がつかなくなった『本物の』魔法少女が、脱獄囚になり人間界に再び来てヤクザの邸宅で居候。
銀島がやたらと強いな。
拝啓、光の勇者様
人口2000人の島で、主人公の友人達が、厨二病的なことを突然言い出してその後失踪する。島の意思、妄執
奇跡の中心、針山さん
最初は、魔法少女を追って日本に来た法務官たち、折られた杖を探しにきた阿弥陀組の倉庫で、斧男を発見して、その怪我を治してしまい…
バトルものになるとは予想外だった
あと題にもなっている針山さんの描写がほとんどがないのが不思議な感じ。
イラストの人が二人もいるのが珍しい。