薔薇のマリア 12.夜に乱雲花々乱れ

ZOOの新メンバー、ルーシー。彼の父親は、あのSIXなのか!? 戸惑うマリアたち。真偽を確かめるため、第八区へと向かうアジアン。一方、SIXへの復讐を誓う、秩序の番人の副長ヨハンは――。

内容(「BOOK」データベースより)
ZOOの新メンバー、ルーシー。彼の父親は、あのSIXなのか。マリアたちが息の根を止めたはずのSIXが、生きていたというのか。ルーシーにどう接するべきか戸惑うマリア。そして、真偽を確かめるために第八区へと向かい、SIXらしき男と対峙するアジアン。一方、SIXへの復讐を誓う、「秩序の番人」の副長ヨハンは…。「君を一度、この腕で抱けばよかった」―。最も過酷な最後の戦いが幕を開ける!慟哭の新章、第2弾登場。

前の巻では、ルーシー視点だったけど、この巻では再びマリア視点に戻っていて、そのままずっとルーシー視点だったらどうしよう、とか思っていたので安心した。
登場するキャラクターは、ほとんどが既に登場しているキャラクターなので、新しくキャラを覚える必要もないし、キャラクターをつかめているので、読み進めやすかった。
相変わらず、十文字さんの文章は、結構文字数あるのに、それが気にせずに一旦本を開くと、そのままあっという間に物語に引き込まれて、それに没頭しながら読み進めることができた。
次巻も楽しみ。