さよならの次にくる

さよならの次にくる<新学期編> (創元推理文庫)

さよならの次にくる<新学期編> (創元推理文庫)

内容紹介
名探偵の先輩は卒業し、葉山君は進級。新学期にはなったけれど、なぜか葉山君は先輩の謎を追いかけていて……。『理由あって冬に出る』に続く、コミカルな学園ミステリ第2弾、後編。<新学期編>は5編収録。

名探偵の伊神さんは卒業、葉山君は進級、そして迎えた新学期。曲がり角で衝突したことがきっかけで、可愛い一年女子の佐藤さんと知り合った。入学以来、怪しい男に後をつけられているという佐藤さんのために、葉山君はストーカー撃退に奔走することになる。苦労性の高校・葉山君の、山あり谷ありの学園探偵ライフ。爽快なフィナーレまで一気呵成に突き進む学園ミステリ、後編。著者あとがき=似鳥鶏

買ってきてから直ぐに読み始めて、ほとんど本から手を放さずに、そのまま読み終えた。
前巻と合わせて、無駄が無くまとまっている、葉山君も前巻はあまり目立たなかったけど、この巻ではちゃんと見せ場が合った。
今巻は柳瀬さんの出番が結構多くてそれが良かった。
伊神さんは卒業もしたし、前巻の終わり方で、出番が少なくなるかなと思って不安だったが、ちゃんと活躍しているし、わりと出番も多かったので嬉しい。
相変わらず、似鳥さんのあとがきは面白い。