“文学少女”と恋する挿話集 2

“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫)

“文学少女”と恋する挿話集 2 (ファミ通文庫)

内容紹介
ななせや森ちゃん達がメインの、恋する挿話集第2弾!!
親切だけどお節介で早とちりなななせの親友・森ちゃん。そんな彼女に恋する少年・反町の前に、“文学少女”が現れて――!? 『“文学少女”と愛を叫ぶ詩人』、心葉に恋するななせの切ない胸の裡を描く『ななせの恋日記』ほか、心葉のクラスメイト達を中心に、時に本編で語られなかった秘めた想いまでもが描かれる、珠玉のエピソード集待望の第2弾!

この短編集は、反町亮太と森くらら(クララ、紅楽楽、くりこ)の話と琴吹ななせの話を収録。挿話集の1よりもコメディ要素は減ってはいるけど、ほどほどにシリアスというか、個人的には文学少女シリーズの中でも、かなり読みやすい。
その合間の、今日のおやつで心葉が特殊性癖だと疑われていて、どんどんそれが確定事項かの様に扱われていて、かわいそうだけど、笑えた。
琴吹ななせが報われないことが分かっているから、終わりのほうになると、読み進めるペースが少し落ちてしまった。
最後の短編は終わりがわかっているだけに切ない。