フェルマーの最終定理

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

フェルマーの最終定理 (新潮文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
17世紀、ひとりの数学者が謎に満ちた言葉を残した。「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」以後、あまりにも有名になったこの数学界最大の超難問「フェルマーの最終定理」への挑戦が始まったが―。天才数学者ワイルズの完全証明に至る波乱のドラマを軸に、3世紀に及ぶ数学者たちの苦闘を描く、感動の数学ノンフィクション。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
シン,サイモン
1967年、イギリス生れ。祖父母はインドからの移民。ケンブリッジ大学大学院で素粒子物理学の博士号を取得し、ジュネーブの研究センターに勤務後、英テレビ局BBCに転職。TVドキュメンタリー『フェルマーの最終定理』(’96年)で国内外の賞を多数受賞し、’97年、同番組をもとに第1作である『フェルマーの最終定理』を書き下ろす。第2作『暗号解読』、第3作『ビッグバン宇宙論』(以上新潮社刊)がいずれも世界的ベストセラーとなり、科学書の分野で世界トップクラスの高い評価を得ている

 宇宙創成は読んだので、S・シン読むのはこれで2冊目。
 数学を舞台にした圧倒的なドラマとエンターテイメント。
 夜に少し読もうと思っていただけだったのに、読み始めたら止まらなくなってしまい、久しぶりに読書で徹夜をしてしまった。
 宇宙創成では、冗長と感じた部分もあったが、この本は、最初から最後まで、だれることもなく読むことが出来た。
 数学とかまるっきり分からんでも、引き付けられてしまうドラマ。それがしかもノンフィクションなんだから、面白くないはず無いでしょ。