鋼殻のレギオス 14 スカーレット・オラトリオ

内容紹介
グレンダンを覆い尽くす程の""何か""。生まれ続ける汚染獣を前に11の天剣と女王が立ち上がる。そしてレイフォンは捨てたはずの過去と向き合うことに――。「あんたはもうリーリンに会うべきじゃない」。激動の最新刊!

内容(「BOOK」データベースより)
疾走る。四方から放たれる敵意と衝剄。矢のように降り注ぐそれらを弾き返しながら、レイフォンは、グレンダンの大地を突き進む。「リーリン!」確かめる為に。孤児院で共に育った少女…さよならさえ告げずに去ってしまった幼なじみの、本当の気持ちを確かめる為に。遂にグレンダンの地に降り立ったレイフォン。栄光と挫折が交錯する故郷で、敵となったかつての武芸者を撃退し進む中、レイフォンは捨てたはずの過去と対面する。時同じく、都市を飲み込む巨大な異形から生まれ続ける汚染獣を前に天剣たちは死闘を繰り広げていた。そして女王がその力を解放する瞬間が近づき…。


この巻で第2部完結。厚いなあ。特に前巻は2本の短編を抜くと、200ページくらいしかなかったから、本編の量では前巻の2倍以上になったので特にそう感じた。
レジェンド・オブ・レギオスとか番外編での展開とリンクしたここ数巻のストーリーだったので(レジェンド・オブ・レギオスも2冊しか読んでいないけど)、終わりが思ったより早くてあっさりとしていた。このエピソードが終わったらレギオスシリーズも終わりかなとなんとなく思っていたが、続きもあるようで安心した。
個人的には、学園都市での話の方が好きなので、次巻からは学園都市での話に戻るようなので、良かった。
個人的にはヒロインはリーリンよりもフェリの方が好きなので、最後は予想外だったけど、リーリンとの別離でフェリがヒロインになるのならそちらの方がいいけど。