エルナニ

エルナニ (岩波文庫)

エルナニ (岩波文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
私は突き進む力そのものです―16世紀スペイン、父の復讐のため山賊に身をやつし国王の命を狙うエルナニ。若き国王、老獪な公爵との間で展開される恋と陰謀のサスペンス。古典派の規範を打ち破る大胆な劇作は、文学史に名高い「エルナニ合戦」をもたらし、「文学における自由主義」を掲げるロマン派の新時代を打ち立てた。

新しいロマン主義の時代が訪れる。そのまさに転換点となったのが、『エルナニ』上演の成功であった。これは、どのような文学史の教科書も等しく記述するところである。

ユゴーの作品を読むのは初めて。戯曲。
戯曲を久しぶりに読んだけど、やっぱり戯曲は早く読める。
『エルナニ合戦』などで、有名らしい、文学史的には重要な作品のよう。
第4幕が一番好みというかそのままハッピーエンドの方が良かった、その後の5幕で悲劇として終わるのが、個人的には悲劇はあまり好きじゃないので。