さよならピアノソナタ encore pieces

恋と音楽と革命の物語、珠玉のアンコール・ピース集。
 とあるピアノソナタに秘められた真実がナオと真冬を結びつける「Sonate pour deux」。フェケテリコに新しく加入したベーシストと千晶の交流を描く「翼に名前がないなら」。治療のため渡米した真冬とナオの間を行き来するユーリ──本編4巻の空白の時間を埋める、「ステレオフォニックの恋」。神楽坂のトレードマークである黒のレスポールにまつわる過去のバンドの逸話、「最後のインタビュー」。短編4編に哲朗を描いた掌編「だれも寝てはならぬ」を加えた短編集。

1巻は結構前に読んだのだけど、それ以降は読んでなかったんだけど、新作が出ると聞いて2巻以降は最近ようやく読了。
4巻の後を描いた最初の短編『sonate pur deux』と哲郎視点の掌編『誰も寝てはならぬ』が面白かった。メインのキャラごとに短編が書かれている。
さよならピアノソナタの中のキャラでは、哲郎が一番好きなので、哲郎視点の作品があってうれしい。