ロートレック荘事件

ロートレック荘事件 (新潮文庫)

ロートレック荘事件 (新潮文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
夏の終わり、郊外の瀟洒な洋館に将来を約束された青年たちと美貌の娘たちが集まった。ロートレックの作品に彩られ、優雅な数日間のバカンスが始まったかに見えたのだが…。二発の銃声が惨劇の始まりを告げた。一人また一人、美女が殺される。邸内の人間の犯行か、アリバイを持たぬ者は、動機は。推理小説史上初のトリックが読者を迷宮へと誘う。前人未到のメタ・ミステリー。

筒井康隆さんの本を読むのは、3冊目。ミステリーは初めて。
二章で違和感を覚えてはいたのに、気のせいかなと思って読み流してしまった。だから結末がわかったときなんか口惜しかった。
最後、犯人がわかった後に、犯人が自分の行動を説明するのが40ページくらいもあってそれが長くて読むのが面倒だった。ロートレックの絵を随所に差し込んでいたがその絵を入れることにどんな意味があったのかよくわからなかった。