羊たちの沈黙

羊たちの沈黙 (新潮文庫)

羊たちの沈黙 (新潮文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
FBIアカデミイの訓練生スターリングは、9人の患者を殺害して収監されている精神科医レクター博士から〈バッファロゥ・ビル事件〉に関する示唆を与えられた。バッファロゥ・ビルとは、これまでに5人の若い女性を殺して皮膚を剥ぎ取った犯人のあだ名である。「こんどは頭皮を剥ぐだろう」レクター博士はそう予言した…。不気味な連続殺人事件を追う出色のハード・サスペンス。

とても有名なサスペンス作品。サスペンスの小説をあまり読んだことが無かったので、とりあえず有名で面白そうなものを読んでみようとこの本を手に取った。
読み終わって、解説を読んだときに初めて、この小説がシリーズ物の第2作だと知った。
主人公のスターリングの上司の、クローフォドは前作の主要登場人物だということだけど、そのことを知らなくて、なんかクローフォドが、信用できるようなキャラなのか、よくわからなかったが、前作を読んでいればクローフォドの印象が変わったかもしれない。本作がシリーズ物の2作目だと知っていたら、前作から読んでいたので、それを知らずに本作から読み進めてしまって、前作から読めばクローフォド、レクターというキャラについてもっと理解ができて、この本の読書をもっと楽しめたかもしれないと思うとすごく残念。

感想を書いている途中で、クローフォドの事を、読んでいる間ずっとクロフォードと間違えて読んでいたことに気がついた。