アメリカの鱒釣り

アメリカの鱒釣り (新潮文庫)

アメリカの鱒釣り (新潮文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
二つの墓地のあいだを、墓場クリークが流れていた。いい鱒がたくさんいて、夏の日の葬送行列のようにゆるやかに流れていた。―涼やかで苦みのある笑いと、神話めいた深い静けさ。街に、自然に、そして歴史のただなかに、失われた“アメリカの鱒釣り”の姿を探す47の物語。大仰さを一切遠ざけた軽やかなことばで、まったく新しいアメリカ文学を打ちたてたブローティガンの最高傑作。

ブローディガンさんの『西瓜糖の日々』が面白かったので、『アメリカの鱒釣り』と『芝生の復讐』を購入。まず、代表作の『アメリカの鱒釣り』から読み始める。
クリーヴランド建造物取り壊し会社』の川が切り売りされて、長さ別に積んでおかれているというのが、個人的に特に気に入ったシーン。
訳者あとがきのブローディガンとのエピソードが面白い。