剣の女王と烙印の仔〈4〉

剣の女王と烙印の仔〈4〉 (MF文庫J)

剣の女王と烙印の仔〈4〉 (MF文庫J)

内容(「BOOK」データベースより)
プリンキノポリ奪回戦で勝利を収めた銀卵騎士団。戦勝祝典をひかえ、ミネルヴァはクリスを街へと連れ出した。いつもとは違う可愛らしい服に着替えたのに、気がつかないクリスにやきもき。まるでデートのような時間を過ごす二人はどこかぎこちない。そんな時間を楽しむ二人は仲間であるジルベルトを見かけ息をのむ。彼の胸で黒く光る薔薇の紋章は、敵対する聖王国軍の警察部隊「黒薔薇騎士団」のあかし。ショックを受け帰城した二人にフランチェスカはクリスの烙印の力を利用した危険で恐ろしい作戦を打ち明ける―!さまざまな想いと絆を描いた本格ファンタジー第4弾。

ジルベルト、ミネルヴァ、フランチェスカらの師匠のカーラ、ものすごく強く、兵法にも詳しいことが語られていて、フランチェスカの計略をずばり当てられるのはそのくらい彼女が影響を与えているのだから、フランチェスカの理想がカーラによって与えられたとしても驚かないよ。フランチェスカは、誰も考えないような少人数での綱渡りのような奇策が多いのと、あまり仲間を信頼していないというか自分ひとりで責任を背負っているようなのが上から考えているようで、好きじゃない。