大仏破壊―ビンラディン、9・11へのプレリュード

大仏破壊―ビンラディン、9・11へのプレリュード (文春文庫)

大仏破壊―ビンラディン、9・11へのプレリュード (文春文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
2001年3月、アフガニスタンのバーミアン大仏がタリバン政権によって爆破された。その裏には半年後の「9・11」、そしてテロ戦争へ突き進むビンラディンアルカイダの策謀が蠢いていた!綿密な取材、壮大なスケールで9・11の前奏曲「大仏破壊」の真実が明らかに!大宅荘一賞受賞の力作ノンフィクション。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
高木 徹
1965年東京都生まれ。NHKにディレクターとして勤務し、NHKスペシャル民族浄化」「バーミアン」「情報聖戦」「インドの衝撃」などを担当。著書『戦争広告代理店』(講談社文庫)で講談社ノンフィクション賞新潮ドキュメント賞、『大仏破壊』で大宅荘一ノンフィクション賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

タリバンの穏健派の幹部達を中心に見た9・11前史。
タリバンの統治下の一般人の話が気になったのでアフガニスタンの本をもう少し読んでみようかと思った。
この本ではビンラディンの実像を感じることができない。ビンラディン、どういう思考の経緯でそういう思想になったのかがわからない、知ったとしても宗教的な思想だから共感はできないだろうけど、そんなに労力をかけてまで理想を追求している原動力となっている思想について知りたいと感じた。