世界平和は一家団欒のあとに

世界平和は一家団欒のあとに (電撃文庫)

世界平和は一家団欒のあとに (電撃文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
星弓家の兄弟姉妹は、みんな特殊なチカラを持っている。彩美。自称運び屋。魔法を自在に操る。七美。無敵。宇宙スケールで戦うバカ。軋人。生命の流れを思いのままにする。軋奈。生命を創り出す力を持っていた。美智乃。大食漢。回復魔法の使い手。刻人。正義漢。優しいけれど怪力。彼らは世界の危機をめぐる事件に巻き込まれ、否応なくそれを解決しなければならない星のもとに生まれていた。あるとき長男の軋人は自らと世界と妹の、三つの危機に同時に直面するが―。世界平和を守る一家が織りなす、おかしくてあたたかい物語。第13回電撃小説大賞「金賞」受賞作。

一家全員チート性能、世界を救うことを日々の生活の一部として、そのことに特別な意味づけや感慨をもたない人たち、なんとなくもう少しファンタジーっぽいものだと想像していたけど現実寄り。
軋人が過去のことがあるとはいえ、弟に腕折られたり、妹に銃を突きつけられたりしているのに、そのことを受け入れている家族との関係がなんか気持ち悪い感じ。ヒロイン、物語にあまり絡まないから目立ってないな。