とある魔術の禁書目録 20
とある魔術の禁書目録(インデックス) (20) (電撃文庫)
- 作者: 鎌池和馬,灰村キヨタカ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/03/10
- メディア: 文庫
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TVアニメ絶賛放送中『とある科学の超電磁砲』、その本伝である『禁書目録』の最新巻登場!
10月18日。
ロシアより、第三次世界大戦の宣戦が布告された。
学園都市とロシアの激突は全世界を巻き込む大規模なものとなる。この背景には『神の右席』最後の一人、フィアンマの政治的暗躍があった。
そんな世界大戦戦火の渦中で、奔走する者達がいた。
学園都市の高校生・上条当麻は、フィアンマによる霊装奪取の影響で昏睡状態になったインデックスを解き放つため。
最強の超能力者・一方通行は、謎の存在『エイワス』出現による高負荷が掛かった打ち止めを救うため。
元・暗部組織『アイテム』小間使い・浜面仕上は、能力促進剤『体晶』の乱用によって衰弱した滝壺理后を治療するため。
彼らは三者三様の想いを抱き、緊迫のロシアへと向かう! そこで待ち受けていたものとは……。
科学と魔術が交差するとき、物語は始まる──!( 電撃文庫&電撃文庫MAGAZINE 新刊情報より)
主人公格の3人やロシア、学園都市間の戦争での空戦中のパイロット達の視点からも描かれていて、中だるみもないので飽きがこずに読むことができた。
上条、一方通行ならどんな窮地に陥ってもどうにかなるだろうと安心して読むことができるけど、浜面サイドの話は、浜面は特殊な能力を持っていないので、他の主人公格視点の場合にはない緊張があるのが好き。この巻では、浜面一人きりではどうにもできない状況で、他の人たちと協力してその状況を打開しようとするのがいい、上条、一方通行は独力で活路を見出して、最後の見せ場をしっかりと決めるけど、浜面は最後があまりきっちり決まらないのが人間くさくて好き。
一方通行視点から見た上条さんは格好良いねえ。