僕は友達が少ない 3

僕は友達が少ない 3 (MF文庫J)

僕は友達が少ない 3 (MF文庫J)

内容(「BOOK」データベースより)
友達作りを目的とした残念な部『隣人部』が誕生して一ヶ月。努力の甲斐もなく、羽瀬川小鷹たち隣人部の面々は誰一人友達ができることなく夏休みを迎えてしまった。様々なイベントを経験し、友情が深まる―リア充たちがますます繁栄する季節、夏。来てしまったものは仕方がないということで、まだ見ぬ「友達と一緒に楽しく過ごす夏」の予行演習のためにプールに行ったり合宿をしたりする隣人部のメンバーたち。果たしてその成果はあるのか、そもそもそんな練習に意味はあるのか…!?露出度アップなのに残念度もアップの残念系青春ラブコメ第三弾、夏こそホットに残念。

ブリキさんのイラストは綺麗で好き。一つ一つのエピソードが短く、読みやすい。目次で細かく10、20ページくらいごとに区切ってあると、最初に本のページをめくるときにある若干の面倒くささというか読みはじめ難さを軽減して、楽に読み始めることができていい。
ジョーズ』星奈がシナリオがおかしいからといってディスクを割って捨てるシーンは、ギャグなんだろうけどもったいないと思う気持ちが先に出てきてしまう。最終的には夜空と小鷹が結ばれることがほとんど見えているから、星奈とこのまま親しくしているのは、あとで面倒の種になりそう、ペガサスが。最後のイラスト印象的でいいなあ。