舞面真面とお面の女

舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)

舞面真面とお面の女 (メディアワークス文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
工学部の大学院生・舞面真面は、ある年の暮れに叔父の影面からの呼び出しを受け、山中の邸宅に赴く。そこで頼まれたこととは、真面の曽祖父であり、財閥の長だった男、舞面被面が残した遺言の解明だった。従姉妹の水面とともに謎に挑んでいく真面だったが、不思議な面をつけた少女が現われたことによって調査は思わぬ方向に進み…。

ハイエナのような、お手伝いさんの熊さん、面白い。掃除を失敗するって逆にすごいわ。
登場人物の名前の読みを覚えるのが少し面倒、苗字が同じで名前に面の一文字が入るという法則があるから字面が似たような感じになるし、しかも面の読みがおのおの違うから最初は面倒に思えた。
お面をかぶった登場人物というと他には、『戯言シリーズ』の狐さんくらいしか思い浮かばないな。
相変わらず読んでいて何回も笑ってしまうほど文章は面白かったし、キャラクターも魅力的で良かった。1巻で完結してしまっているのが惜しいな。