シャーロック・ホームズの冒険

シャーロック・ホームズの冒険 (新潮文庫)

内容（新潮社ホーム > 新潮文庫 > 書籍詳細：シャーロック・ホームズの冒険より）
赤髪組合？　まだらの紐？　謎だらけのイギリスを、名探偵と駆けめぐろう！

ロンドンにまき起る奇怪な事件を追って神出鬼没の名探偵シャーロック・ホームズは、その鋭い推理と魅力的な個性で読者を魅了する。近代探偵小説を確立したホームズ物語のこの第一短編集は、赤毛の男が加入した奇妙な組合のからくりを追う「赤髪組合」、乞食を三日やったらやめられない話「唇の捩れた男」など十編。意表をつく事件の展開、軽妙なユーモアに身体を預けてみてほしい。

シャーロック･ホームズシリーズは思ったよりも速いペースで読みすすめることができていて嬉しい。短編集。事件が起こった時期と短編が並べてある順番は時系列でない。犯人は結構わかりやすく胡散臭く書かれているから犯人を当てるところまではまあ大体わかるけど、推理に必要な材料を十全に与えられていないので真相を当てることは難しい、仮に与えられたとしても推理をきっちりしようとはしないだろうけど、なんとなくもやもやするなあ。