とある魔術の禁書目録 21

緊迫のロシア編、クライマックス突入! 少年たちの、絶対に退くことの出来ない戦いは続く……!!
 一〇月三〇日。
 第三次世界大戦が開戦して、──日が経った。三人の少年たちは、それぞれの想いを秘め、炎上するロシアを駆けていた。
 元『アイテム』小間使い・浜面仕上は、滝壺理后の治療に奔走するも、糸口は見つからない。キーとなるのは、元『神の右席』の聖人アックアとの出会い。
 最強の超能力者・一方通行(アクセラレータ)は、最弱の好敵手との交戦を経て、エリザリーナ独立国同盟に移送された。未だ打ち止め(ラストオーダー)を救う手だては見えない。キーとなるのは、魔術が記述された謎の羊皮紙。
 そして上条当麻は、ついにフィアンマと邂逅するも、手加減された上に逃亡を許してしまう。インデックスを元に戻すことは、未だ叶わない。キーとなるのは、“天使”と呼ばれる別次元の住人。
 三者三様の想いを秘め、科学と魔術が交差するとき、物語は始まる──!
(電撃文庫電撃文庫MAGAZINE > 新刊情報より)


このシリーズはシリアスよりもコメディ寄りの方が好きなので、この巻ではシリアスな展開だったので、読むのに結構な時間がかかった。
P116-117、キャラのいない挿絵は珍しい、しかも見開きでならなおさら。
「神上」ってなにを意味するか知らないけど、上条さんと関係あるのかな。この用語って以前も出てきたことあったっけ、なんとなくあったような気もするけど。
この巻では上条さんは派手な活躍してなくて影薄いなあ。あとがきに当初予定していた『とある魔術の禁書目録二一』の折り返し地点だったとあったので次巻では上条さんの活躍が見ることができるのかな、あとロシア篇も次あたりで一応の事態の収束もつきそうなので、次の巻も楽しみ。