ソードアート・オンライン 5
ソードアート・オンライン〈5〉ファントム・バレット (電撃文庫)
- 作者: 川原礫,abec
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/アスキー・メディアワークス
- 発売日: 2010/08/10
- メディア: 文庫
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閲覧数650万PVオーバーを記録した伝説の小説! 『ファントム・バレット』編、開幕!! 《SAO》事件から一年が経った。
ある日。キリトは、総務省《仮想課》の菊岡誠二郎から奇妙な依頼を受ける。
銃と鋼鉄のVRMMO《ガンゲイル・オンライン》で突如発生した怪現象《死銃》事件。漆黒の銃を持つ謎のアバターに撃たれたプレイヤーは、実際に現実世界でも《死》に至る……。
その不気味な事件の捜査を断り切れなかったキリトは、《仮想世界》が《現実世界》へ物理的に影響を及ぼすことに疑いを抱きつつも、《GGO》へとログインする。
《死銃》の手懸かりを掴むべく、不慣れなゲーム内を彷徨うキリト。そんな彼に救いの手をさしのべたのは、長大なライフル《へカートII》を愛用するスナイパーの少女・シノンだった。
彼女の力を借りたキリトは、自らが《死銃》のターゲットとなるべく、全ガンナーの頂点たる対人トーナメント《バレットオブバレッツ》に挑む……!!
新エピソード突入!
(電撃文庫&電撃文庫MAGAZINE > 新刊情報より)
途中100ページ近くも新しく出てきたシノンの話のみで、キリトや今まで登場してきた人物がその間出てこなかったのでそこは読むのにいつもよりもちょっと時間がかかった。
GGOにコンバートしたあとのキリトのイラストはすごくいい。BoBの予選の決勝での勝つ気のない行動はキリト自身でも『間違っていた』といっていたけど、キリトらしくない行動だったのでそこがちょっと不満。しかし、戦闘シーンで銃弾を光剣で弾きながら戦うというのはすごいな。他にも予選の前の控え室で参加者達を見て緊張したり、シノン相手に『氷のような戦慄が駆け上がったり』死銃との会話のあと震えていたり、今まで持っていたイメージとしてはもっと飄々としているというか泰然としているというかそんなイメージが強かったから、そういう描写はちょっと意外だった。今までのイメージが間違っていたのか、それともアスナがかかわっていないとこんなものなのかな?