子供たちに語るヨーロッパ史

子どもたちに語るヨーロッパ史 (ちくま学芸文庫)

子どもたちに語るヨーロッパ史 (ちくま学芸文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
現代フランスを代表する歴史家が、若い世代に贈る、歴史への招待状。ヨーロッパの地理的条件から説き起こし、古代から現在までの重要な出来事、画期的な人物な発明、今につながる大切な思想などを、たくさんのエピソードとともに綴った前半『子どもたちに語るヨーロッパ』と、とくに著者のフィールドである中世史について、知って楽しいさまざまな事柄を、対話形式で自由に語った後半『子どもたちに語る中世』、どちらも歴史を初めて学ぶ人たちによくわかるよう、むずかしい用語や概念を使わず、やさしい口調で説き明かす。中学生から大人まで幅広い読者に歴史の魅力を伝える、とびきりの入門書。

歴史の本としては、驚くほど読みやすい。『子供たちに語るヨーロッパ史』と『子供たちに語る中世』の二冊をまとめたものらしいけど、両方で270ページくらいだから原本はかなり薄かったんだな、外国語から日本語に翻訳するのでもページ数的には増えるようだし。
後半の『子供たちに語る中世』では宗教に関する部分ははじめて知る部分も結構あって面白かった。欧州中世、あまり興味を持てないんだけど、そこの部分はろくに知らないからなにかしら読まなくちゃあなあ。