黒のストライカ

黒のストライカ (MF文庫J)

黒のストライカ (MF文庫J)

内容(「BOOK」データベースより)
かつて、あまねく夜を統べ、闇に名を馳せた一族―夜魔。その最後の生き残りである高夜椋郎は、日本古来の種族・大目天の監視の下、ごく普通の高校生として日々を送っていた。たまに幼馴染みのしはるを怒らせながらも、平穏に過ぎてゆく毎日。しかしある日、ひょんなことから元臣家の吸血鬼と、彼女を狙う吸血鬼狩りの戦いに巻き込まれたことにより、椋郎の“日常”は“超常”へとその姿を変える。異能の美少女たちに傅かれながら、しはるから真実を隠すために奔走する椋郎。そして、そんな椋郎を見つめ、にんまりと微笑む影―「みーつけた」―大スケールで贈る漆黒の学園バトルラブコメ、ここに始動!「―さあ、夜は始まったばかりだ」。

十文字さんの新シリーズ。愚痴っぽい感じの語りが少し苦手。短期間で一気に多くの人から好かれる状況になるのには急すぎる気が。シリーズ1作目では、とりあえず一応でもいいから区切りつけて欲しかったなあ。主人公が格下相手に散々手間取って、書く上の相手にあっさりと負けて、今のところ魅力を感じないな。ヒロインらしい遠野しはるにもだけど。蔵島の変態さは面白かった。続刊での主人公の逆襲(とエロさ)に期待。