影執事マルクの彷徨

影執事マルクの彷徨 (富士見ファンタジア文庫)

影執事マルクの彷徨 (富士見ファンタジア文庫)


内容(「BOOK」データベースより)
「そやつ、エルミナの婚約者、らしいのじゃ」騒がしい列車の中で再び目覚めたエミリオは、エルミナが婚約破棄に向かう最中だったことを知らされ驚愕した。「―待って待って待って!カナメさん!その相手は―」慌てるエミリオに、カナメは瑠璃猫を思わす双眸で言い切った。「それでもエルミナは撥ねつけるつもりじゃ。私はそれにのった。私とエルミナの勝負につまらぬ横やりは許さぬ」二人の意志に圧倒されたエミリオが、早々とエルミナに身体を戻そうとしたとき。ピシンッ―、世界はまたもひび割れて…!?“アルス・マグナ”が導く時の中、カナメとエミリオは真実を追う。

ようやく読了、でもすでに次の巻が出ているけど。短編集。
第一章の、マルクとイルッソのナイフ投げの曲芸対決面白かった。
ジェノバが見事な黒髪を振り払い、尊大な態度でテーブルの陰に隠れる。』(P112)、隠れるときの態度まで尊大ってどういう動作か想像もつかないが面白いなあ。
『第四章 それが彼女の約束だから』エルミナ可愛いなあ。
ヨハエル、可哀想な状況なのに全然同情できないのはなぜだろうか?