RPG W(・∀・)RLD 1 ろーぷれ・わーるど


内容紹介
ちまたで話題のRPG『ギャスパルクの復活』。あまりの面白さに毎日ガリガリやりこんでいた普通の高校生ショウとユーゴは気付くとだだっぴろい原っぱにいた。え~っとここってどこなの? ドタバタクエスト開始!
内容(「BOOK」データベースより)
「え~と、憧れてやまない剣と魔法のファンタジーワールドに、来ちゃってる!?いつの間にやら!すっげ!すっげッス!!!」普通の高校生、俺―ユーゴは気付くとプレイしていたゲームの世界に入り込んでいた。しかも、LVは最強クラス。知り合った村娘は超美人。もう元の世界になんかもどりたくな~いくらいウハウハだった、ハズ―ハズですが。美人姉妹の依頼に鼻の下を伸ばして、調子にのってダンジョンクエスト。あれ、で、でもこの世界ってリセットボタンとか、復活の呪文とかってあるんでしたっけ!?「ふぅ、勇者ってのも、けっこう大変なんですけど…」俺たちのクエストの未来は―。

こうしたゲームの中に入り込むという設定(もっと適切で簡潔な用語があると思うが知らんので)の作品は好きなので、読みやすかった。
主人公が2人いるのも変わっているねえ。ショウの状況に動じない図太い軽薄さはある意味尊敬するよ。ユーゴの方が見せ場的にもレベル的にも主人公っぽいけど常人離れしているのは、確実にショウのほうだよね。
『「ここは本当にゲームの世界だと思うか?」』(P308)という敵役のジローの問いかけには、ログ・ホライズンを思い起こすなあ。