花物語

花物語 (講談社BOX)

花物語 (講談社BOX)


内容紹介
悪マーセント趣味で書かれた小説です。――西尾維新

“薬になれなきゃ毒になれ。でなきゃあんたはただの水だ”
阿良々木暦(あららぎこよみ)の卒業後、高校三年生に進級した神原駿河(かんばるするが)。直江津(なおえつ)高校にひとり残された彼女の耳に届いたのは、“願いを必ず叶えてくれる『悪魔様』”の噂だった……。
<物語>は、少しずつ深みへと堕ちていく――
これぞ現代の怪異! 怪異! 怪異!
君を知り、解きはなつための物語。


花物語」とは神原らしいタイトルだなあ、と思ったけど内容との関係がよくわからん。
忍野扇、結局この人は男なのか女なのか?阿良々木、かなり有名だったんだなあ。出番少ないけど、出てきたときにすごい安心感あるなあ。
『どうやら演出として包帯ギプスを壊してしまったものの、後先のことを、つまり帰り道のことを考えていなかったようだ』(P200)沼地、偽悪的というか露悪的というかいまいち好かんかったけど、これにはすごい笑った。
沼地、独演会というか台詞がすごく長くて、ちょっとだれてしまった。
花物語」なんといえばいいのか迷っていたけど、最後の阿良々木の「お前は青春をしたんだ」という言葉がすごいしっくりくる、そうか青春小説(という言い方でいいか知らないけど)だったのか。