ZOKURANGER

ZOKURANGER (光文社文庫)

ZOKURANGER (光文社文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
民間企業から転職し、大学の准教授に赴任したロミ・品川。研究環境改善委員会なる組織の委員に任命されたが、その実態について、まるで把握できない。ある日、委員の一人が「サイズを測らせて」と尋ねてきた。それぞれが色違いのユニフォームを着て活動するらしい。困惑が増すばかりの彼女に、メンバの「妄想」が絡み合う!大学で繰り広げられる不可思議な物語。


森博嗣さんの小説、結構読んでいる気がしたけどここ一年ちょっとは2、3ヶ月に1冊程度のペースでしか読んでいないのか。そろそろエッセイも読んでみようかな?
Zシリーズ最終巻。前の二作が2つの組織の対抗という形だけど、今回は全員同じ側の人で、対立する存在はなし。
パロディ色とギャグが弱まって、普通の小説っぽくなったなあ。ちょっと期待とは違う毛色の作品。
章ごとに視点が変わる。グリーン視点の話の最後で、ええ、そういうオチと思って、ちょっと吃驚したが夢か。