パーフェクトフレンド

パーフェクトフレンド (メディアワークス文庫 の 1-5)

　周りのみんなより、ちょっとだけ頭がよい小学四年生の理桜。担任の千里子先生からも一目置かれている彼女は、ある日、不登校の少女「さなか」の家を訪ねるようにお願いをされる。能天気少女のややや（注：「ややや」で名前）や、引っ込み思案の柊子とともに理桜は彼女の家に向かうが、姿を現したさなかは、なんと早々に大学での勉学を身につけ、学校に行く価値を感じていない超・早熟天才少女であった。そんな彼女に理桜は、学校と、そこで作る友達がいかに大切であるかということを説くのだったが……果たしてその結末は!?
　野恕Wまどが放つ異色ミステリ、まさかの小学校編登場！
（メディアワークス文庫　新刊情報　より）

今まで主人公が似たタイプだったが、今回は小学生が主人公で子供たちを書いても違和感なく書けるのは、野崎さんすごいな。
野崎さんの本は毎回本当に面白いんだけど、何か感想が浮かばんなあ。
今回の、超常的なもの（というか毎回出てくる、ファンタジー的な何かしらはなんと形容すればいいのか）は友人定数。その数式、実際あってシュミレーとできたら不気味だろうなあ、理桜が感じた気持ち悪さはわかるわ。
ラスト、さなかの母、[映]アムリタの最早さんか（おそらく）！それなら、さなかがした推理にも納得がいく。