影執事マルクの恋歌

影執事マルクの恋歌 (富士見ファンタジア文庫)

影執事マルクの恋歌 (富士見ファンタジア文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
「―カナメ。あなたが好きです―」マルクの発したその言葉を、エルミナは信じられない気持ちで聞いた。思わずその場から逃げ出した次の瞬間、エルミナは見知らぬ場所にいた。再び“揺り篭”に囚われたエルミナは、過去の記憶を彷徨う中で自分の心と向き合う。―もう迷わない。私はもう目を逸らさない。ほの暗い酒場にエルミナの謳が静かに流れだす。彼女の想いをのせて…。不器用な二人の心が切なくすれ違う。

マルクの給金が少なかったのは、銀ナイフとか屋敷のを使っていたのを差し引かれていたからか。可哀想って思っていたけど、自業自得だったのね(笑)
前巻のあの場面まさか本当に決断してたとは、きっと勘違いとか、二人への恋心の自覚の告白とかそういったものだと思っていた、マルクごめんね。
ヨハエル、何か強敵っぽくなって再び敵対、と思ったら、一つの短編内であっさり倒されていて笑った。
ようやくマルクとマルク、付き合い始めたか、最後の短編はデートの話。だが、ラストでなんだか不穏に。