ミレニアム 2 上

ミレニアム2 火と戯れる女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

ミレニアム2 火と戯れる女 (上) (ハヤカワ・ミステリ文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
女性調査員リスベットにたたきのめされた後見人のビュルマンは復讐を誓い、彼女を憎む人物に連絡を取る。そして彼女を拉致する計画が動き始めた。その頃ミカエルらはジャーナリストのダグと恋人ミアが進める人身売買と強制売春の調査をもとに、『ミレニアム』の特集号と書籍の刊行を決定する。ダグの調査では背後にザラという謎の人物がいるようだ。リスベットも独自にザラを追うが、彼女の拉致を図る者たちに襲撃された。

途中から最後まで300ページくらい一気に読んだ、来月の『ミレニアム 3』の文庫落ちまで全然読み進められないかもと思っていたので、とりあえず上巻だけでも読み終えられてよかった。あとは、どれだけ下巻を読み進められるかだなあ。なるべくなら、発売までには読了していたいものだが。
海外の小説でこれだけ一気に読めたの久々。まあ、最近海外の小説をあまり読んでいないというのもあるが。
ミカエル、リズベットを助けようとした場面。しまらないなあ(笑)
リズベット、容疑者となってから、彼女視点の節がないが一体どう関わっているんだ。主人公なんだからその犯罪を犯していないというのは、わかるが。
警察、ミステリーに出てくるような(これもミステリーだが本格とか古典とかそういう意味で)駄目警官だなあ。

スウェーデン語では基本的にzをsと同じように発音するため、”ザラ”を”サラ”と発音する、またそう聞き間違える可能性は高い。』(P306)本筋とは関係が無いが、サ行とザ行って音的にやっぱり近いのか。いままで、字面から似たような印象を持っているが、実際に音的に近いのかどうか疑問に思っていたから、このように他の言語でsとzを同じ発音すると読んで、やっぱり音も似ているのかと確認。