ボーン・コレクター 上

ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫)

ボーン・コレクター〈上〉 (文春文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
ケネディ国際空港からタクシーに乗った出張帰りの男女が忽然と消えた。やがて生き埋めにされた男が発見されたが、地面に突き出た薬指の肉はすっかり削ぎ落とされ、女物の指輪が光っていた…女はどこに!?NY市警は科学捜査専門家リンカーン・ライムに協力を要請する。彼は四肢麻痺でベッドから一歩も動けないのだが…。

海外ミステリーは、今まで読んでいたのは有名な古典ばかりだったから、どうにもなかなか読み進められないという印象が強かったからあまり読んでいなかった。「幻影の書」を読み終えた後、久々に海外の小説を読もうという気が起こってきたので、有名だが読む機会がなかったが、面白いと抜群のリーダビリティーで評判のディーバーの本を読む。
すごい読みやすい。最近はライトノベルがかなり多く、普通の小説を読む段になると、名作と名高いものとか文学という選択をしてしまい、それが大概読みにくく更にライトノベルの割合が増えるという循環になっていたので、「幻影の書」とこの本を続けて読んで久しぶりに読むときにストレスがかからず、集中が散漫にならずに読む感覚を思い出した。
安楽椅子探偵の理由を、そもそも現場にいけないってことにするのか。
デルレイ、ライムの捜査を見ているとどうも頓珍漢な憶測をしているようにしか見えない。