ソードアートオンライン(1)
- 作者: 川原礫,abec
- 出版社/メーカー: アスキーメディアワークス
- 発売日: 2009/04/10
- メディア: 文庫
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内容(「BOOK」データベースより)
クリアするまで脱出不可能、ゲームオーバーは本当の“死”を意味する―。謎の次世代MMO『ソードアート・オンライン(SAO)』の“真実”を知らずにログインした約一万人のユーザーと共に、その苛酷なデスバトルは幕を開けた。SAOに参加した一人である主人公・キリトは、いち早くこのMMOの“真実”を受け入れる。そして、ゲームの舞台となる巨大浮遊城『アインクラッド』で、パーティーを組まないソロプレイヤーとして頭角をあらわしていった。クリア条件である最上階層到達を目指し、熾烈な冒険を単独で続けるキリトだったが、レイピアの名手・女流剣士アスナの強引な誘いによって彼女とコンビを組むことに。その出会いは、キリトに運命とも呼べる契機をもたらし―。個人サイト上で閲覧数650万PVオーバーを記録した伝説の小説が登場。
1巻できれいに終わっていて、すごく面白かった。330P〜341Pの描写も美しくてとてもよかったし、キャラクターもすごく魅力的でキリトとアスナというメインのキャラも格好良くて楽しんで読むことができた。
これを読んで川原さんの小説が好きだということに気づいた。アクセルワールドも面白くて一気に読だがソードアートオンラインも一気に読んでしまった。あまり気づいていなかったが僕は、ネットゲームをやったことはないだけれど、ネットゲームとかそういう世界観のものがすきなのかもしれない。
川原さんの作品とかバトルフィールドは空騒ぎやネットゲームじゃないけど薔薇のマリアもすきですし。
文
「子供は次から次へいろいろな夢想をするだろう。空に浮かぶ鉄の白の空想が私に取りつかれたのは何歳の頃だったかな……その情景だけは、いつまで経っても私の中から去ろうとしなかった。都市を経るごとにどんどんリアルに、大きく広がっていった。この地上から飛び立って、あの城に行きたい……長い、長い間、それが私の唯一の欲求だった。私はね、キリト君。まだ信じているのだよ――どこか別の世界には、本当にあの白が実在するのだと――……」