冬のオペラ

冬のオペラ (角川文庫)

冬のオペラ (角川文庫)

出版社/著者からの内容紹介
探偵は、犯人を知ろうとするものなのです--それが誰であったとしても

名探偵はなるのではない、存在であり意志である--名探偵巫弓彦に出会った姫宮あゆみは、彼の記録者になった。そして猛暑の下町、雨の上野、雪の京都で二人は、哀しくも残酷な三つの事件に遭遇する…。



内容(「BOOK」データベースより)
勤め先の二階にある「名探偵・巫弓彦」の事務所。わたし、姫宮あゆみが見かける巫は、ビア・ガーデンのボーイをしながら、コンビニエンス・ストアで働き、新聞配達をしていた。名探偵といえども、事件がないときには働かなければ、食べていけないらしい。そんな彼の記録者に志願したわたしだったが…。真実が見えてしまう名探偵・巫弓彦と記録者であるわたしが出逢う哀しい三つの事件。

この作品の探偵役の名探偵・巫さんはアルバイトをしながら名探偵をしていると、他の北村作品の解説に書いてあったときから気になっていたので、読んだ。
うーん、近所の本屋に北村さんの本がやたらと置いてあるし、最近重版したものが多いので、汚れていないので、読みたくなったときに、在庫がないとか、あまりきれいな本ではないとか言うことにならないように、とりあえず買っておこうと思って、買ってしまうので、今月は北村作品の読書量が多くなりそう。