ベストセラー小説の書き方

ベストセラー小説の書き方 (朝日文庫)

内容（「BOOK」データベースより）
どんな本が売れるのか?超ベストセラー作家が、自作をはじめ、さまざまな例をひきながら、成功の秘密を説き明かす。何百万もの読者に支持される人気作家ならではの、それ自体が一つのエンターテインメントとなるように計算された好読み物!巻末に読書ガイド「読んで読んで読みまくれ」添付。

こういう創作のハウツーのような本を読むのは初めて。
まあ、小説を作る予定はありませんけど、小説がどうやって作られるのか、著者のクーンツさんの小説観や創作スタンスを楽しんで読むことが出来た。
近未来のＳＦの想像の例に

紀元二〇一〇年に設定されたＳＦが、すべて同じ時代背景をもたれなければならないと　いう意味ではない。

　という風に２０１０年が近未来ＳＦの舞台の例として、出ることに、結構昔の本なんだなということを実感できた。
巻末の読んで読んで読みまくれで、気になった作家。
ジェームズ・Ｍ・ケイン
郵便配達はいつも二度ベルを鳴らす

郵便配達夫はいつも二度ベルを鳴らす (ハヤカワ・ミステリ文庫 77-1)

ダシール・ハメット
マルタの鷹

マルタの鷹 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

スティーブン・キング

スタンド・バイ・ミー―恐怖の四季 秋冬編 (新潮文庫)

呪われた町(上) (集英社文庫)

キングは実は読んだことがないのだけど、やたらと絶賛されていたので、読んでみようかなと思った。
アイラ・レヴィン
ローズマリーの赤ちゃん

ローズマリーの赤ちゃん (ハヤカワ文庫 NV 6)

ジョン・Ｄ・マクドナルド
呪われたものたち

呪われた者たち (ハヤカワ・ミステリ 915)

アイン・ランド

1998年のランダムハウス/モダンライブラリーの「アメリカの一般読者が選んだ20世紀の小説ベスト100で『肩をすくめるアトラス』が第一位、『水源』が第二位を獲得し、また10位内に4つの作品がランクインしたし、また1991年のアメリカ国会図書館の調査で、「20世紀アメリカで聖書の次に影響力を持った小説」と紹介されている。(アイン・ランド-wiki)

肩をすくめるアトラス

肩をすくめるアトラス