狼と香辛料〈12〉

狼と香辛料〈12〉 (電撃文庫)

狼と香辛料〈12〉 (電撃文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
ウィンフィール王国を出たロレンスたちは、北の地図が描けるという銀細工師フランに会うため、港町ケルーベを再訪する。町の絵画商で待つ一行の前に現れたのは、砂漠の民が持つという褐色の肌をした美しい少女だった―。地図を描いてくれるよう頼むロレンスたちに対し、フランはある条件を提示する。それは、天使が舞い降りたという伝説がある村に同行し、その情報を集めること。しかしその村には、ほかにも魔女が住んでいるという噂まであって…?絶好調の新感覚ファンタジー第12弾。ヨイツを目指し、ホロとロレンスの旅が大きく動き始める。

今月発売の新刊をようやく読み終えた。
相変わらずホロとロレンスの絡みは面白いけど、最近の巻になってくるとストーリーがなかなか進まないので、間延びしているような印象。
この巻もメインのストーリーはホロと関係の無い事柄だし、ロレンスの商売とも関係の無いことだから、確実にストーリーを進めていく上で必要な展開とも思えないし、新しく出たキャラクターもこれから再び登場するとも思えないから、ちょっとそれが不満。
でも、相変わらず安定していて、それなりに面白く読める。