幽霊の2/3

幽霊の2/3 (創元推理文庫)

幽霊の2/3 (創元推理文庫)

内容紹介
出版社社長宅のパーティで毒殺された人気作家エイモス。精神科医ウィリング博士の調査で、次々と明らかになる意外な事実と人間関係。復刊リクエスト第1位作品、新訳で登場。

内容(「BOOK」データベースより)
出版社社長の邸宅で開かれたパーティーで、人気作家エイモス・コットルが、余興のゲーム“幽霊の2/3”の最中に毒物を飲んで絶命してしまう。招待客の一人、精神科医のベイジル・ウィリング博士が、関係者から事情を聞いてまわると、次々に意外な事実が明らかになる。作家を取りまく錯綜した人間関係にひそむ謎と、毒殺事件の真相は?名のみ語り継がれてきた傑作が新訳で登場。

 東京創元社文庫創刊50周年記念復刊リクエスト第一位の作品。
 アメリカの出版界を舞台とした推理小説。半世紀前に書かれた小説だけど、古いような印象を全く感じずに、違和感無くスラスラと読むことができた。
 最後の種明かしで、真相を知って視点が変わることで、キャラクターのイメージが大きく変わって、それまでのストーリーも見方が変わる。犯人側は、キレイにだませて楽しそうだな。