容疑者Xの献身

容疑者Xの献身 (文春文庫)

容疑者Xの献身 (文春文庫)

出版社 / 著者からの内容紹介
数学だけが生きがいだった男の純愛ミステリ
天才数学者でありながらさえない高校教師に甘んじる石神は愛した女を守るため完全犯罪を目論む。湯川は果たして真実に迫れるか

内容(「BOOK」データベースより)
天才数学者でありながら不遇な日日を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、二人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。


大分話題になった時期が外れていて、今更感があるけど読了。
ガリレオシリーズはドラマも映画もザッピングしているときと番宣とかCMとかで目に入る程度で見ていなかったけど、メイン級で女刑事いたけど、そのキャラが影も形も無いことに驚いた。出番少ないキャラをメイン級にしただけで原型はあるものかと思っていた。
犯人わかっているので、どう警察、あるいは湯川が追い詰めるのかという展開だけだと思ったけど、最後の種明かしで吃驚した。