須賀敦子全集 第6巻

須賀敦子全集 第6巻 (河出文庫)

須賀敦子全集 第6巻 (河出文庫)

 本の内容
「イタリア文学論」ギンズブルグ、サバ、ウンガレッティ、そしてダンテなど、愛した作家や詩人たちの作品論を収録。イタリア文学への望みうる最良のガイド。「翻訳書あとがき」親しみ訳した作家たちの肖像、その魅力の核心が生き生きと紹介されている。
 目次

イタリア文学論(ナタリア・ギンズブルグ論
イタリア中世詩論
イタリア現代詩論
文学史をめぐって)
翻訳書あとがき(『ある家族の会話』訳者あとがき
『ある家族の会話』新装版にあたって
『マンゾーニ家の人々』訳者あとがき
『モンテ・フェルモの丘の家』訳者あとがき ほか)

ギンズブルグも興味はあるけど読んだことないし、詩もあまり興味がないし論文を読むのにはイタリア文学について基礎知識が欠落している、翻訳書あとがきも半数は既に読んでいるので、読んでいる途中で須賀敦子全集を順々に読んでいなければ読まない類の本だなと思った。でも、わからないなりに、前巻で詩も読んだので、イタリア現代詩論のサバについての話は楽しめたし、ギンズブルグ論では、『ある家族の会話』を読みたくなったので、その二つの部分は楽しめた。まあ、3日くらいで読み終えたので、他の部分はさっと字面をなぞるくらいにしか読めてない、そんな早く読むような類の物ではないとはわかっているけど、基礎知識がないからそんなに深くは読めないけどね。
あと、全集もあと2巻で、全部読了なので、近いうちに次の巻を読もうと思う。