氷結鏡界のエデン 楽園幻想


内容紹介
巫女が結界を張る浮遊大陸でのみ、人が生きる世界。居住区の少年シェルティスには、秘密があった。それはかつて大陸の“外”に堕ちたという過去--。少年が失った“想い”を取り戻す、重層世界ファンタジー、開幕!

内容(「BOOK」データベースより)
『対・穢歌の庭術式へ移行了承。―第七天音律を結んでください』結界を張るよう要請された少女の頬を、透明な滴が滑り落ちる。「シェルティス…わたしたち、本当にもう会えないの?」幽幻種と呼ばれる存在に、人が侵される世界。巫女の祈りで守られた浮遊大陸オービエ・クレアでのみ、人は生きることができた。結界の巫女・ユミィは、ある少年を待っている。巫女を守る護士だった、幼なじみのシェルティス。大陸から堕ち、異端として追放された彼は、かつてユミィと約束していた―必ず君の隣に行く、と。世界の理を体現する少女と、世界の理に拒絶された少年。二人の想いが錯綜する、重層世界ファンタジー、開幕。

前作の黄昏色の詠使いと同様、唱うことが大きな要素となっている。
まだ、1巻で導入部だけだから、はっきりとはいえないけど、主人公が、わりとありきたりな感じの性格をしているというのがあるから、個人的には前作の方が好みかな。