シアター!

シアター! (メディアワークス文庫)

シアター! (メディアワークス文庫)

内容紹介
解散の危機が迫る小劇団「シアターフラッグ」――人気はあるのにお金がない!?
主宰の春川巧は、兄の司に借金をして劇団の未来を繋ぐ。新メンバーも加え、新生「シアターフラッグ」を旗揚げるが、果たして未来は……!?

有川さんの小説を読むのは、アニメが始まるちょっと前に『図書館戦争』を読んで以来、キャラクターが良かったけど、世界観はあまり好みじゃなかったので、シリーズ物を単行本で買うには至らなかった。文庫で出たらたぶん買うと思う。けど、しばらく出なそうな感じがするけど。
読んでいて、登場人物に嫌な人がいないから安心して楽しめるし、読後感も気持ちいい。『図書館戦争』では、わかりやすい敵役がいたので、それがあまり好みじゃない、と感じたんだと思う。
ツンデレでブラコンで有能な兄のキャラクター好きだな。登場人物は、2,30代で大人の青春物という感じで面白い。劇団というものを、よく知らないので、初めて知ったことが多く、そういう情報を面白く読むことができた。