夜が来るまで待って

夜が来るまで待って (ガガガ文庫)

夜が来るまで待って (ガガガ文庫)

内容紹介
僕・東森鷹兎は、罰ゲームで学校一の美人・伽夜先輩に告白することに……
「わかった。つき合おう」ぇえ!?代わりに伽夜先輩は僕の手を握り""夜獣の種""を植えさせてほしいと言う。
迫り来る敵と闘うため、僕の力が必要らしい。次の朝、目が覚めると裸の女の子が僕に抱きついていた!
RPGの女神そっくりの、でもアタマは子供みたいな""ハルハ""。
ハルハの力を覚醒させようと、僕と先輩の子育て(?)が始まる。
「タカト~、一人で寝るの嫌ぁ~」「東森……一緒に、寝るか?」いや、ええっと……。教育的ラブコメディ!

小木君人さんの新作。前作の『その日彼は死なずにすむか』が面白かったので、期待していたのだけど、異能物で、主人公の造型含めて、特出した部分のないよくあるタイプの作品という印象、主人公の影子である、ハルハが女性であるのが、個人的には主人公の影子が喋るキャラだとしても、前作のマキエルのように、マスコット的なキャラでもよかったんじゃないかと思った。なぜそう思ったかというと、ヒロインは牧村伽夜、一人のほうがいいので、というより、ヒロインが増えないか不安。
今後の展開がどうなるかはわからないけど、とりあえず次巻は読もうと思う。