閉じた本
- 作者: ギルバート・アデア,青木純子
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2009/12/10
- メディア: 文庫
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内容紹介
事故で眼球を失った大作家が、自伝執筆のため口述筆記の助手を雇い入れる。執筆は順調に進むが、何かがおかしい……。彼は何者なのか? 会話と独白体のみで綴られた異色作。
帯に書いてある、『会話と独白のみの快作 緊迫の異色ミステリ!』というので、こういう奇抜な着想の変わった作品は、好みなので楽しんで読むことができた。
会話と独白だけだから、読みやすいし、読むペースもいつもより速くなる。主な登場人物が二人だけだから、誰がどの台詞を言ったのかと混乱することもないし。終わり方も好きな感じ。