花物語
- 作者: 吉屋信子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2009/05/30
- メディア: 文庫
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- 作者: 吉屋信子
- 出版社/メーカー: 河出書房新社
- 発売日: 2009/05/30
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内容紹介
少女の日の美しい友との想い出、両親を亡くした姉弟を襲った悲劇……花のように可憐な少女たちを繊細に綴った数々の感傷的な物語。世代を超えて乙女に支持され、「女学生のバイブル」と呼ばれた不朽の名作。
上巻を読み終えたのは、10月2日で、読み終えたあとすぐに下巻を買ったのだけど、ようやく読了。百合小説の有名な作品、90年くらい前の作品だから、美文調で中々読みにくかった。日本の小説は現代小説ばかりで、戦前に書かれたものをろくに読んでいないからそう感じただけかもしれないけど。
上下巻あわせて760ページほどで、全52篇の短篇なので、一篇平均15ページほどの短編で、一話完結なのに、内容が濃くて、よかった。
各短篇には、花の題がついているけど、花の名前について全然知らないので、イメージがわかなかった、草木の名前をろくに知らないので覚えようとは思っているけど、中々具体的な行動を起こせない。好きな短篇は『黄薔薇』と『スイートピー』