ねにもつタイプ

ねにもつタイプ (ちくま文庫)

ねにもつタイプ (ちくま文庫)

内容(「BOOK」データベースより)
コアラの鼻の材質。郵便局での決闘。ちょんまげの起源。新たなるオリンピック競技の提案。「ホッホグルグル」の謎。パン屋さんとの文通。矢吹ジョーの口から出るものの正体。「猫マッサージ屋」開業の野望。バンドエイドとの正しい闘い方―。奇想、妄想たくましく、リズミカルな名文で綴るエッセイ集。読んでも一ミクロンの役にも立たず、教養もいっさい増えないこと請け合いです。


翻訳家の岸本さんのエッセイ集。気になる部分も面白かったので、購入。
岸本さんのエッセイはショートショートのような創作による部分もあるので、虚実が見極めにくい、面白いからいいけど。
この本はイラストが多いのと一篇が4ページ程度なので読みやすい。
気になる部分を読んだときは、その物語ぽさに面食らって最初のほうはいまいち楽しめなかったが、そのことを事前に知って読んだ今回は楽しんで読むことができた。
あとがきでイラストがクラフト・エヴィング商会さんだと知った。エヴィング商会さんの本は前から気になってはいたけどまだ読めていない、読もう、そのうち、…そのうち。